Lenovo IdeaPad Slim 350の分解方法とSSD換装・交換 | Lenovoのノートパソコンをおすすめするサイト
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Lenovo IdeaPad Slim 350の分解方法とSSD換装・交換

購入後カスタマイズ

新品のメーカーPCってなんでこんなにワクワクするんだろう…


うにょらー
うにょらー
こんにちは!
過去のPC8割は中古を使用、うにょらー(@unyora4)です!





新しいパソコンをカスタマイズ・メンテナンスするために分解するときの高揚感と壊さないかという不安のなんとも言えない感じが好きなのですが、今回は


Lenovo IdeaPad Slim 350の分解とSSDの換装・交換について紹介します


Lenovoの安いノートパソコンって分解するときに裏蓋のツメが割れるので苦手だったんですが、この機種に限ってはそんなことなくて大変うれしかったです!



この記事でわかること
  • Lenovo IdeaPad Slim 350の分解方法
  • SSDの換装・交換方法と手順
  • 交換用におすすめのm.2 SSDとヒートシンク


\あると便利/




Lenovo IdeaPad Slim 350の分解方法






Lenovo IdeaPad Slim 350の分解はシンプルかつ分かりやすいので改めて書く必要はないかもしれませんが…。



背面のネジ10本を外して、背面パネルを外していく



Lenovo IdeaPad Slim 350の底面写真

  1. 赤と青の丸部分のネジ(+ネジ)を外す
  2. 黄色の矢印のあたりから背面パネルを外していく



他のLenovo製のノートパソコン(Lenovo V310)の分解をしましたが、裏ブタの引っかけてあるツメが割れたりもなく、Lenovoの中ではかなり開けやすい部類だと思います。


うにょらー
うにょらー
ネジは2種類あるので注意!



Lenovo IdeaPad Slim 350の底面のねじの種類


底面の写真で赤丸が長い方、青丸が短い方のネジです。

それさえ覚えておけば、戻す時も安心!

うにょらー
うにょらー
開け方の説明としてはざっくりですが、これだけで内部にアクセスが可能になります!




背面パネルを外した状態



Lenovo IdeaPad Slim 350(AMD Ryzen 3 4300Uモデル)内部に目隠し板がついている状態

うにょらー
うにょらー
パネルの裏側には中国製品らしく指紋がついています…笑



Lenovo IdeaPad Slim 350(AMD Ryzen 3 4300Uモデル)の背面パネル裏側【指紋あり】

うにょらー
うにょらー
メモリを増設・交換する場合は銀色の目隠し板を外して行ってください!



Lenovo IdeaPad Slim 350(AMD Ryzen 3 4300Uモデル)内部の目隠し板を外し、メモリスロットが現れる


板を外せば、Ryzen3モデルでは本来存在しないはずのメモリ空きスロットが見つかります。

Ideapad slim 350 Ryzen3(4300U)はメーカサイト上空きスロット0


これは買って、開けてみないとわからない情報…!



Lenovo IdeaPad Slim 350のM.2 SSD換装・交換方法







うにょらー
うにょらー
SSDの容量128GBじゃ足らない・不安ですよね…?



私が実際に換装を行ったので、その情報をここに残しておきます。



使った用品、ツール



まずは材料を一気に紹介しておきます!

交換したM.2 SSD(NVMe)

SanDisk Extreme PRO M.2 NVMe SSD 500GB(SDSSDXPM2-500G-J25)


SanDisk Extreme PRO M.2 NVMe SSD 500GB SDSSDXPM2-500G-J25のパッケージ




読み出し最大3,400MB/秒、書き出し最大2,500MB/秒と最初についているものよりも高速になります!




M.2 SSD用ヒートシンク






純銅ヒートシンク 67mm×18mm×3mm M.2 SSD用冷却ヒートシンク/パッドセット (純銅3mm)




人によってはM.2にヒートシンクはいらないという人もいるけど、熱暴走やサーマルスロットリングが怖いので取り付け。
熱伝導率が価格比で最も良い銅製のヒートシンクを選択。
私は3mm厚を取り付けしてちょうどいいと思っているが、心配なら2mm厚を選ぶのがよさげ。


※私が購入したものがグレードアップして、グラフェン(炭素素材)加工が施されて熱伝導がさらに良くなっている模様。




M.2 SSD用外付けケース



FIDECO USB3.1 SSDケース M.2 NVMe PCIE SSD


FIDECOのm.2 SSD(NVMe)ケース




楽天スーパーセールで一番安かったので購入。
正直、NVMe対応のM.2 SSDケースならそんなに違いはない気がしている。

化粧箱
FIDECOのm.2 SSD(NVMe)ケースのパッケージ


付属品
FIDECOのm.2 SSD(NVMe)ケースの付属品



SSDコピー・クローンソフト



EaseUS Todo Backup

窓の杜さんからインストールできます

購入と同時にSSDを交換する場合は、換装しちゃってWindows10をインストールしてもいいのですが、そうでない場合SSDをクローンしてから換装するのが一番簡単。
無料で使えるソフトだとEaseUS Todo Backupが最強だと思う。
2022年9月追記
この記事を執筆した段階ではできていたが、どうやら現在は有料版でないとクローンができなくなっている模様。
Transcend、Western Digital(SanDisk)、Crucialの製品が交換前・交換後のどちらかにあれば、公式から頒布されている無料ソフトが使用可能です。
私が使用・紹介しているのはSanDiskなので、同じものを使用すれば公式の無料ツールが使用可能です。

Acronis True Image WD Version 2020ダウンロードページ

該当しない方は、有料ソフトを購入してしまうことも選択肢に入るかもしれません…。
クローン、パーテーションを選択してのコピーも可能「HD革命/CopyDrive Ver.8」




換装の手順


M.2 SSD換装・交換手順
  • 手順1
    パソコンにEaseUS Todo Backupをインストール
  • 手順2
    外付け用ケースに交換するためのM.2 SSDをつける
    こんな感じになる

    FIDECOのm.2 SSD(NVMe)ケースの基盤にSSDを実装したところ

    ※上記写真は取り外したSSDを取り付けた写真なので、SanDisk Extreme PRO M.2 NVMe SSD 500GB(SDSSDXPM2-500G-J25)を取り付ける場合はSSD自体が長くなるのでねじ止め位置が異なります

  • 手順3
    外付けケースをノートパソコンに接続
  • 手順4
    EaseUS Todo Backupを使ってコピー・クローンを作成する
    このサイトが一番わかりやすかったので、そちらを見て頂くのがおすすめ
    https://digitalyze.net/easeus-todo-backup_nvme-ssd_clone.html
  • 手順5
    パソコンの裏蓋を開く
    さっき見て頂いたこの状態にする
    Lenovo IdeaPad Slim 350(AMD Ryzen 3 4300Uモデル)内部に目隠し板がついている状態
  • 手順6
    M.2 SSDを取り外す
    写真の矢印のところにSSDがあるので取り外す
    Lenovo IdeaPad Slim 350のSSDの場所Lenovo IdeaPad Slim 350のSSDの場所

    ※青いフニフニする奴は、シリコン製の熱伝導シートなので取っておくこと!
    SSDの下にある黒いネジは一回取り外して、交換するSSDのネジ位置に移動・再取り付けすること!

    うにょらー
    うにょらー
    すみません、写真は撮り忘れました…


  • 手順7
    交換したあとにヒートリンクを貼り付ける
    Lenovo IdeaPad Slim 350のSSDを換装して銅ヒートシンクを取り付け

    ※ヒートシンクの両面テープがなかなか強力なので、もし貼るのミスった!って場合は、ドライヤーなどで温めながらはがすこと!
    どこぞの動画で、ヒートシンク剥がそうとしてSSDのチップも剥がして使い物にならなくなったってやつもあったので、1万円を無駄にしたくない場合は必ず覚えておくこと!

  • 手順8
    裏蓋を閉じ、問題がないことを確認する


うにょらー
うにょらー
以上で完了です!




M.2 SSDを換装してみた結果について



さて、換装した結果がどうなったかをご覧頂こうと思います。

換装前
Lenovo IdeaPad Slim 350(AMD Ryzen 3 4300Uモデル)のCrystalDiskinfo

換装後
SanDisk SSD M.2 NVMe 3D Extreme PROシリーズ 500GBの速度確認

ほぼ最大値が出ています!

発熱に関しても、ヒートシンクが効いているのか良好です。

最高発熱時:59℃
SanDisk SSD M.2 NVMe 3D Extreme PROシリーズ 500GB+銅製ヒートシンクでの最高発熱

最高温度1分後(平時も同じ):45℃
SanDisk SSD M.2 NVMe 3D Extreme PROシリーズ 500GB+銅製ヒートシンクでの通常時




外した奴は、外付けで測定するとなぜかUSB3.0なのに遅い。

Ideapad slim 350 Ryzen3の取り外したM.2 SSDを外付けにした速度

うにょらー
うにょらー
私の環境が悪いのかな…?




Lenovo IdeaPad Slim 350の分解方法とSSD換装・交換のまとめ


  • Lenovo IdeaPad Slim 350はLenovo製品の中では分解(改造)がしやすい方
  • 裏蓋をあければSSDの換装、メモリの増設がすぐ行える
  • 外すネジの本数は10本
  • SSDを換装する場合、規格はM.2 のNVMe
  • ヒートシンクはつけた方が良いと筆者は思う





書いた通り、Lenovoのノートパソコン(廉価)の中では改造が簡単な方だと思います!

安く買って、あなたが必要と思うところだけでも改造してあげるのが一番お得。


うにょらー
うにょらー
ぜひあなたの生活を豊かにする道具のひとつとして活用してあげてください!


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