気が付いたら家がバッタバタな男、うにょらー(@unyora3)です!
子どもがいるのも理由の一因ではあるでしょうが、
定期的に大掃除レベルの片づけをしないといけないのが我が家です。笑
つい先日も片づけをしましたが、なぜこんなにバタバタになるのかの一つの解を見つけました。
それが、割れ窓理論
基本的には犯罪心理学として扱われるこの理論ですが、その考えの根本は普通の家庭にも活きる!
環境犯罪学の「割れ窓理論」とは?


割れ窓理論
犯罪環境学における理論で、ものすごく簡単にいうと
ひとつ窓が割れていると、ほかの窓も壊される
という理論です。
端折りすぎた感があるので、Wikipediaさんから引用して追加説明すると、
治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。
- 建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
- ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
- 住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
- 凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
したがって、治安を回復させるには、
- 一見無害であったり、軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)。
- 警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する。
- 地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する。
などを行えばよい。
アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案したこの説ですが、数十年前の不良の多い学校を想像していただくとわかりやすいかと思います。
誰か(盗んだバイクで走り出す人)が割った窓を直さずに放置すると、窓を割っても怒られないしもう一枚ぐらい割れてても大丈夫だろうという考えを持つ人間が増える。
窓が割れて雨は吹き込むし、砂埃などで室内もどんどん汚れる。
結果、ごみなどを捨てても目立たないし、心(良心)を痛めることもなくなる。
そんな人間が増えるので、先生方も諦めるし近隣の住民はかかわらないようにする。
注意されることも近づく人間もいなくなり、暴力や盗みなどの犯罪が行われやすくなる。
類は友を呼び、似たようなことをする人間があつまる。
割れた窓を放置するだけで世紀末がやってきました。
些細なことをきっかけに、心のハードルが下がり、悪いことを悪いと思いづらくなる
というのが本質のような気がします。
「割れ窓理論は」家の片づけにも活きる


些細なことをきっかけに、心のハードルが下がり、悪いことを悪いと思いづらくなる
これは家庭にも活きますよね?
身近なところでいえば、物の床置き。
ちっちゃいものだから邪魔にならないから。
こんな感じで何気なくおいてしまうことありませんか?
そうすると、割れ窓理論同様に「もういっこぐらいいいだろう」と考えて床に置くものが加速度的に増えます。
しっかり片付けることを習慣にするのが大事なのです。
少しのゆるみが散らかる原因ですからね。
だから我が家は考えました。
床には物を置かないためには、引っ掛けるとか棚に置く収納をしっかり用意するのべきだと。
結果用意したのがこちら
ハンガーラック(引き出し付き)のもの。
洋服に関しても、脱いだらハンガーを使って掛けるし、ズボンなんかも天面に畳んでおける。
バックやリュックも天面における。
ぜひご検討ください。
家の片づけにも生きる?環境犯罪学の「割れ窓理論」についてのまとめ
- 割れ窓理論とは些細なことをきっかけに悪いことへの忌避感が薄くなっていくこと
- 最終的には重大犯罪にもつながるとされている
- 家庭においては、適当にものをほっぽって置くことで次にほっぽることへの抵抗がなくなること
- 少しの期間、ちっちゃいものだけ。そう思って最初は置いたはずが、気が付けば長期間大量のものを置いている状況が生まれる
- 対応策としては床には絶対置かないようにハンガーラック(引き出し付き)のものを用意するのが、天面も使えるのでおすすめ
綺麗を維持することは大変ですが、無意識にほっぽることのない状況をつくり、片付けるのを習慣としていきましょう!
私も頑張ります。





