続き物なのでこちらを見てからおいでいただくとより楽しめます!
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川田・・・おめえ頭おかしいんじゃねえか?と訛れよ五島のセリフで有名なアホ。ブラック企業がよく似合う。
五島・・・東京生まれ東京育ちで東京で働いてるのに東北訛りにされてしまう事を彼はまだ知らない。
鳥井・・・ミスターポポに似ている。何を考えているか全く分からない。
波田(女)・・・洗脳がすすんでしまう。めんどくせえやつ。
3、4日目
3、4日目はこれまでと同じような流れで地獄のように過ぎて行った。
注魂で喉はカッスカス、異常な運動で体はバッキバキ。朝から晩まですぐにキレられて心もズタズタ!
休む暇がない。
治る前にどんどん色んなところが痛くなってくる。
「喉って疲労骨折すんのかなあ」とか「どっか大怪我すれば帰れるかなあ」とか言ってるやつもいた。
筋肉痛は少しずつ治りながら筋肉が強くなる、心もそうなのかな。
体も心も限度があるが、少し馴れてきた自分がいた。
川田たちはこれを狙ってたのかと思うとゾッとする。
さて、この2日間は1、2日目と似た流れだったので会社または合宿をリタイアした人、印象に残った事をハイライト形式でお伝えしていく。
五島、動揺する
携帯をいじれるのは自分達の部屋にいる時だけで、部屋から出る時に金庫に携帯をしまっておくようになってる。
五島は部屋から出る度に「彼女に買ってもらった携帯なのに・・」とか訳の分からない事をブツブツ言っていたそうなので「へえ、彼女いるんだ!いくつなの?」と聞くと、
五島「ちょっと上。」
私「ちょっと?3歳くらい?」
五島「ええーっとー・・・2、3個かなー。」
こいつ・・・クロだ!
明らかに目が泳いでる。と言うか初めて目が泳ぐ人を見た。
五島は目を泳がせる選手権があったら日本でもトップクラスのオヨガーになれる素質があるのだ。
波田、洗脳される
最初から薄々怪しいとは思っていたが波田は洗脳されやすい。
川田らの言うがままに何でも実行し、我々にも「しっかりやれ!」と何かに取り憑かれたように連呼するのだ。
こいつは仕事辞めたあとも変な新興宗教みたいのにはまって勧誘とかしてくるしょうもないやつだった!
みんな波田をバカにしていた。
自分で考える事を放棄したバカは周りから見放されてしまうといういい例だ。
こういうやつには何を言っても無駄だから放っておこう。
体力の限界!斎藤。
連日足のつっていた斎藤だが、ついに限界がきた。
体育館で走ってる途中で目の前から急に消えたので「あれ?」と思ってたら地べたに這いつくばってもがく斎藤。
また足がつったか。と思ったら異常な痛がり方である。
病院に連れていかれた。
運動を今までほとんどした事がない斎藤は超人強度が足りなかったらしい。
斎藤、肉離れであえなく合宿をリタイア。
田原、いいのをもらってしまう
またバスケの試合をやらされた。
石田率いる無気力軍団と中沢率いるチビッ子軍団の対決だ。
試合は無気力のくせに平均身長のやたら高い石田たちが試合を有利にすすめる。
さらに無気力肉弾戦車石田の庶民シュートに見せかけた真空飛び膝蹴りが田原のレバーにいい感じで入る。
あれはわざとだ。
私の目はごまかせない!
レミー・ボンヤスキーばりのフライングニーだった。
嘔吐し、顔が真っ青になる田原。
体調不良の勢いでそのまま会社をリタイア。
白田、自我が崩壊する
夜のリーダー会議で詰められすぎて自我が崩壊!
前日から様子がおかしかったが昼食中に急に号泣する。
責任感の強すぎるやつもこの合宿にはついてこれない。
何故なら理不尽な事で責められるから対処のしようがないのだ。
川田たちは私たちを怒れば何でも言うことを聞く会社の犬にしようとしているだけなのだ。
真に受ければ負けの世界。
白田あえなく会社をリタイア。
斎藤は後で復活するがこの合宿では最初に逝ってしまった原口を含めた3人が脱落。
今思えばよく3人で済んだなーと思う。
5日目
この地獄の合宿も残すところ後1日。
明日までやりきれば家に帰れる!
最終日前日の5日目はチームの結束力を高める為に旗をチームごとに作れと言われた。
川田は相変わらずちょっと何言ってるか分からなかった。
川田「よーし!明日は最終日だ!チームごとに旗を掲げて30キロの遠足だ!時間制限があるから脱落者がでないように団結するんだぞ!タイムアウトしたらもちろん罰ゲームだ!」
みんな心の中では(はあっ!?30キロ?ホントにこいつずっと何言ってんだ!)と思っただろう。
さらに川田は続ける。
川田「あとチームで1つルール作れ!ルール守れなかったらその場で即注魂な!その場でだぞ!」
この野郎、ホントに覚えとけよ・・・みんなそう思っただろう。
しかし、何故かオヤツを用意してくれて普通の遠足気分だったのだけはとても嬉しかったのを覚えている。
やはり飴とムチで飼い慣らそうとしているのだろうか。
ちなみに私のチームのルールは横文字禁止である。
面白そうだからと言ってこれを発案した脇は処刑に値する。このルールのせいで注魂がジワジワ効いてくるのだ。
この日は午前中は旗をつくったりルール決めたりで終わり、午後は勉強だった。
そして夜はまたリーダーが詰められておしまい。
久々に体は休められた!
そしてやっとの思いで最終日へ。
最終日、地獄の遠足
注魂地獄
やっと合宿最終日だ。
この遠足は遠足とは言っても制限時間があり、まあまあ走らないと間に合わない。
間に合わなければ罰ゲームだ!
はっきり言ってこれさえ終わればもう地獄も終わりだと思っていたのでみんな気持ちは前向きだった。
今思えばこの状態で前向きになること自体もう洗脳されてるのかもしれない。
この日は朝食を食べてラジオ体操、そして注魂をしてからスタートだ。
1チームに1人ずつ交代しながら内野、川田、川田の手下たちが自転車で着いてくるのでズルは出来ない。
ちょっとくらいズル出来ると思っていたが甘かった。
やつらは抜け目がないのだ。
スタートは一斉にしたが、各チームペースが結構違い早い段階でバラバラになった。
しかし、見えなくてもあちこちから聞こえてくるのである。
注魂が!
波田「私はあぁああー!ごはんですぞのおおお波田だあぁぁぁぁー!私はぁぁー同期の誰よりもぉおおおお会社に貢献するぞおおおおおおおおあお!」
ドン引きである。
中沢「俺はぁぁぁぁー!ごはんですぞのおおおおおお!中沢だあぁぁぁぁぁ!俺はぁぁぁぁ富士山よりもぉおおおおビッグな男にぃいいい!なるぞぉおおおお!」
そのセリフはもう聞き飽きた。
こんなのがあちこちで聞こえてくるのである。
山の中とは言え他に人もいるだろう、こんなにあちこちで訳の分からん事を叫んでもいいものなのか不思議でしょうがなかった。
体力のある最初のうちは普通のペースで走っていたが、5キロも走ると私のチームでは
「旗持つの変わってよ」
「ちょっと歩かない?」
「オヤツ食おうぜ!」
などと始まった。
私も走るのはあまり好きではないので同意して歩き始めた。
ちなみに旗もお菓子もジャンケンで負けたルークが持っている。
ちなみに横文字禁止ルールなんてものを作ったので半分ゲーム感覚で、誰かにタブーを言わせようとする空気になってきた。
脇「ちょっとお菓子とってくれん?」
ルーク「どれ?甘いの?しょっぱいの?」
脇「ほら、黒くて甘いの!」
ルーク「ああー、甘菓子な。」
私「めんどくせえぇー!」
ルークはチョコレートの事を甘菓子と言う。
みんな甘菓子って言いたいだけでずっと甘菓子を求めていた。
※ルークは私が勝手につけたあだ名で全然外国人とかではなく、秋元康を6回くらい殴ったような顔だ。
道中「ジュース」「何キロ」「ルーク」などの横文字で注魂を何回もする羽目になりルークはみんなに責められた。
理不尽である。
しばらく歩いたり走ったりしていると中間地点に着いた。
そこには湖があってそこは問答無用の注魂ポイントになっていた。
着いた順に注魂して、早めの昼食を取って出発だ。
注魂はもう飽きてきた。
あと喉が痛いホントに。
鳥井、天然炸裂
出発して少し行くと小さな神社があった、着いた順にお参りをしていく。
ところでみなさんはお参りの仕方はご存知でしょうか?
そう、二礼二拍一礼ですね。
鈴を鳴らして柏手を二回おじぎをした後、2回柏手を打って、最後にもう1回おじきをするのが正式なやり方です。
まあ多少やり方が違くてもそんなにおかしいものでもないのですが、中沢チームの鳥井はレベルが違いました。
賽銭箱にお賽銭を放り鈴をならすまでは普通でした。
ここからが鳥井オリジナルです。
チャリーン。
カランカラン。
鳥井「・・・・・・・・・・・・・。」
内野「おいっ!どうした鳥井!?」
鳥井「・・・・・・・・・・・。」
内野「おいっ!!何してんだよ!手叩け、拍手だよ!」
鳥井「パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!」
全員「!!?」
あんなに神様を急かすやつは始めて見た。
内野「ちげーよ鳥井!その拍手じゃねえよ!バカかオメー普通分かるだろ!!」
静かに泣く鳥井。
ネタか本気か分からない鳥井。
通常時も何考えてるか全く分からない鳥井。
ミスターポポにとても似てる鳥井。
しゃべる時に口を隠す鳥井。
風呂に入る時は必ず股関を隠す鳥井。
お弁当を隠して食べそうな鳥井。
一瞬で色んな鳥井がフラッシュバックしたが私も鳥井と喋った事はほぼなかった。
ネタでやったならいい友達になれそうだったのにおそらく違う。めちゃくちゃ笑わせてもらった。
神社では鳥井以外の人は無事参拝を済ます事ができたそうだ。
当たり前だけど。
あとはゴールへ向かうのみ。
意外な事にもう合宿終わるなーと思うと元気が出てきて最後はかなりのスピードで走れました。
みんな無事に時間内に到着し、罰ゲームなし。
やっとの思いで合宿を終える事が出来ました。
その夜は宴会もあり、久々に楽しく過ごせました。
川田なんか
「おめえらよく頑張ったな!」
などと言って
「頭おかしいんじゃねえか!?」
とか
「訛れよ五島!」
とか言ってたのが嘘みたいだった。
後から考えればアメとムチを使い分けて辞めさせないようにしてたんだという事に気づいた。
そして翌日、脇やルーク、鳥井ら大阪組と固い握手をして東京組と大阪組に分かれ、バスに乗った。
合宿所を後にしながら、まだ誰も気づいていない本当の地獄に向かっていくのであった。
合宿編 完
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